リトルベビーの定義
生まれたときの体重による分類では、
2500g未満:低出生体重児
1500g未満:極低出生体重児
1000g未満:超低出生体重児
在胎期間による分類では、
在胎37週未満:早産児
在胎37~42週未満:正期産児
在胎42週以上:過期産児
と定義づけられている。
低出生体重児が増えている理由
日本では出生数が減少しているものの、低出生体重児の数は毎年増加している。
全体の出生数に占める低出生体重児の割合は約10%。
それの要因としては、以下が考えられている。
1.不妊治療による双子や三つ子の赤ちゃんが増えたこと
2.新生児医療の進歩により、超低出生体重児の赤ちゃんも救出できるようになったこと
早産児が増えている理由
また日本では「低体重出生児」 と同様、早産児も年々増加の傾向にあり、全出生数のうちに占める早産の割合は5.6%と報告と言われている。
その要因としては、以下が挙げられる。
1.感染症(子宮内感染、性感染)
2.子宮頸管無力症
3.子宮の病気や異常
4.多胎妊娠
5.高齢出産
6.ライフスタイルの乱れ
7.妊娠高血圧症候群
こうして赤ちゃん側、お母さん側のそれぞれの理由が相互に関係し、リトルベビーとして誕生してきます。
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